キャンパスツアー in 本郷

 あなたは大学3年生になり、そして成人にもなりました。おめでとう!

 赤門(あかもん)、安田講堂(やすだこうどう)、銀杏並木(いちょうなみき)・・・東京大学といえばコレ!というものが勢ぞろいのここ本郷キャンパスは、駒場(こまば)キャンパスとは一味ちがった雰囲気。

 歴史と伝統が息づく、ちょっとオトナな空間です。

 駒場キャンパスで2年間学んだ東大生のうち半分以上が、次の2年間を本郷キャンパスで過ごします。

 ということは学生の年齢も、全員が20歳以上ということになっているので、学内のお店でお酒も買えるのです。

 でも、もし今後、千葉大学みたいに「飛び級制度」なるものが東大にもできたら、どうなるでしょうね?(笑)

 駅からちょっと歩かなければならないところが、立地の面ではやや難かもしれません。

 しかし、それもまた、オツだと思えるようになれば、さすがは日本の未来を背負う東大生!(?)

 駅からキャンパスまでの道すがら、ゆったりともの思いにふけることができるのですから・・・

 最寄り駅は3駅。丸の内線&大江戸線「本郷三丁目」駅、南北線「東大前」駅、千代田線「根津」駅。

 これらのどこからも、本郷キャンパスまでは歩いて大体10分~15分かかります。

 たまに、授業に遅刻しそうになって猛スピードでダッシュしている人がいますが、この場合は5分くらいで着くかもしれません(笑)

 そうこうしてやっと本郷キャンパスに到着です。が、さらなる難関が登場。入り口となる門がいっぱいあるんです。

 「本郷三丁目」駅から近いのは、赤門。「東大前」駅から近いのは、正門。「根津」駅から近いのは、弥生門

 ほかにも龍岡門、池之端門など、東大生でも全部の名前と位置を把握している人は、なかなかいません。

 東大をあまり知らない人は、特に正門と赤門をごっちゃにしている人が多いのです。僕の母親も、赤門が正門だと思っていたようです。

 一番有名な赤門が、正式な門だと思えるのでしょう。しかし安田講堂へ続く銀杏並木の目の前にある正門は、赤門とは別にあるのです。この区別がわかれば、もんもんとした気持ちも晴れるでしょう!(←いちおう、ダジャレ(笑))

 正門は赤くないです。どちらかと言えば白か灰色っぽいです。大きい門と小さい門の二種類の出入り口があります。

 入学試験のときなどは、大きい門は閉めて、小さい門を通行します。受験票などをチェックする人が、もちろんいます。東大生でも、学生証を見せないと入れません。

 ぼくも忘れて、取りに戻ったことがあります(^^;

 対する赤門は、文字通り赤いです。ピンクとかじゃなくて、ほんとに赤いです。神社の鳥居みたい!(笑)

 しかも、国の文化財かなにかに指定されていて、赤門の近くでたき火をしたらおこられます。燃えたら困るってことでしょう。

 でも、あんなところで火をたく人なんているのでしょうか?

 ・・・ちなみに、朝の早い時間だと、ジョギングや犬の散歩のためにキャンパス内を歩いている、ご近所の人がいます。キャンパス内を自転車でつっきって行く高校生もいます(たぶん学校への近道なのでしょう)。ツアー観光で、おじいさんおばあさんが団体でキャンパスを見物していることもあります。

 さて、そろそろ建物の中に入りましょう。まずは僕の好きな総合図書館から。

 これはすごい!一歩足を踏み入れたらびっくりぎょうてん!なんと床には赤じゅうたんが敷かれているのです!どこかのお金持ちの家みたい(笑)歩けば気分は王様です!

 ここにはぜひ受験生のあなたにも足を踏み入れてほしい場所なのですが、残念ながら入館証というカードを持っていないと入れないのです。

 受付にいるおじさん(おばさんのときもあります)に、「さぁ帰った帰った!」と(?)追い返されてしまうのです。だから合格してこのカードをGETして王様になろう!

 え?肝心の図書の品ぞろえはどうかって?それもバッチリ及第点だと思います。4階まで本棚がびっしりあり、勉強机もいっぱいです。

 ただ、普段の日はガラガラで、試験期間中だけものすごい混みよう!やっぱり東大生も試験前は必死なんです(僕もあまり人のことは言えませんが(笑))

 次は、時計がついてて一番目立つやつ、安田講堂へ入ってみよ・・・鍵がかかってる!そうなんです、ここはいつも鍵がかかっていて、誰も入ることはできません。

 特別な日を除いては。入学式や卒業式、講演会などの大きな催し物です。中のつくりはたいそう立派で天井も高く、二階席まであってとても広いですよ。

 あなたもこれからきっと入ることがあるでしょうから、ほかの入れない人たちに自慢してあげてください(^^)

 安田講堂から正門へと続く道の両側には、いちょうの木が並んでいます。一番いいのは紅葉の季節です。

 木についた大量の葉っぱが全てまっ黄色になって、それが落ち葉となり、あたり一面がイエローじゅうたん状態となるのです!

 これはゼッタイおすすめスポット!もう圧巻です!この頃になると毎日、カメラを持って風景写真を撮る人がいるくらいなのですから。

 しかし!美しいバラにはとげがある、と申します・・・銀杏並木もただキレイなだけではないのです。

 ・・・臭いんです!これはたまらん!

 いちょうの実の匂い、あなたはかいだことがありますか?独特の刺激臭です。その実がそこらじゅうに落ちて散らばるのです!それだけじゃない、道行く人々が踏むので、つぶれた実から悪臭が大放出!おえっぷ!

 建物の中に入れば安心・・・と思いきや、足の裏にはつぶれたいちょうの実が!5人に1人はくつにくっついているのです!とダジャレを言っている場合ではなく、マジ強烈!

 でも、こんな日が何日も続くと、だんだんいい香りに思えてきます。いや、そうとでも思わなければやってられないというのが本当のところでしょうか?(笑)

 こんなに嫌われちゃういちょうの実もかわいそうに・・・いえ、どこにでも慈悲深いお方がいらっしゃるものです。

 早朝からレジ袋をもって実を拾う人がちらほら。すでに実がいっぱいでパンパンの袋。そうです、こんな臭い実でも、食べるとおいしいのです!

 じつは僕も拾ったことがあるのですが、匂いに耐え切れず、人にあげてしまいました(笑)





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