トイレの落書き
あなたの学校のトイレにも、いろんな落書きがあると思います。え、ない?(笑)それはきっととても上品な学校なんでしょう。
そしたら、駅とか図書館とか、落書きがあるトイレはいっぱいあるので、こんど見てきてください。面白いですよ!
でも、女子トイレよりも男子トイレのほうが、落書きが多いような気がします。
アルバイトでトイレ掃除をしていたときもそうでしたし、友達から聞いてもやっぱりそういう傾向がありました。(決して、法律に違反する方法でこの情報を知り得たわけではありません(笑))
東京大学のトイレにも、こういった面白い落書きがいっぱいしてあります。けっこう目立つのが、政治的な発言。さすが最高学府ですね!
消費税がなんとか、首相がなんとか、と。たまに、議論になっていることもあります。ある人が書いた意見に応戦する形でまた落書きがされているのです。・・・どんどんトイレが汚れていく(笑)
あとは個人情報が書かれていることもあります。電話番号○○に電話くださいとか。この電話の持ち主に対する嫌がらせかもしれませんね。興味を引くことが書いてあっても、決して電話をしてはいけません。
東大特有なものもあります。「ついに東大に合格したぞ」とか「憧れの東大にやってきました」とか。すごくうれしいのはわかりますが、なにもトイレで主張しなくても(笑)堂々とみんなの前で叫んでOKです。
こんなこともありました。「後ろの壁を見ろ」と書いてある。なんだろうと思って後ろを見ると「右の壁を見ろ」。仕方ないから右を見ると「左の壁を見ろ」。またかと思いつつ左を見ると「トイレできょろきょろするな!」(笑)
でも、こんな面白いものばかりではありません。人の悪口などを平気で書いている人がいます。またそれに対するコメントもあり、泥仕合になります。インターネットの掲示板でも、たまにそういうケンカがありますよね。
そんなふうに言い合いをしている落書きで、トイレの壁じゅうが埋まってしまうこともあります。始めは二人だったのが、どんどん他の人も参加して、しゅうしゅうがつかなくなってしまうのです。
そんな落書きだらけのトイレの壁に突然、次のような落書きが新たに出現していました。壁の一番上に、ひときわ大きく、この文字が書かれていたのです。
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これ、二つの読み方があるの、気がつきましたか?最初に読んだときは、さすがだなぁ!と感心してしまいました。この一言で場をまとめているのです。しかも、漢語的表現と古語的表現を、一つの言葉で同時に体現しているのです!
一つは、「心の排泄物」。みんなの見苦しい争いを見て、一言、こう言ったのです。普段言えない不満を、誰もいないここで発散しているのだと。しかも、体の排泄物を出す場所、つまりトイレとかけているのです。
もう一つは、「心の排せし物」。これも、高見から場を達観したコメントであるのは同じです。しかし、古典文法を巧妙に駆使し、さらなる威厳と風格をこの言葉に与えているのです。
以降、壁に落書きが増えることはありませんでした。一見、ただ落書きを一つ増やしただけのように見えるこのコメントが、落書きを抑制したのです。肉を切らせて骨を断ったのです。
やっぱり東京大学はすごい!たかがトイレと侮ってはいけません。東大のトイレなのです。こんなところにでも、すごい人との出会いはころがっているのです。
あなたも東大生になったら、周りにいろんなすごい人がいっぱいいますよ。全国から優秀な人が集まってくるのです。
旅行をして知らない人に会うときのような、感動があります。ぜひいろんな刺激を受けて、自分の成長につなげてください。
でも、忘れてはいけないことが一つあります。それは、あなたも「すごい人」だということ!(^^)
あなたから影響を受けて、成長していく人が、これからどんどんでてくるのです。あなたは、そのすごいチカラでもって、周りの人を大きく伸ばし、育てることができるのです!
(・・・「ただカタカナのシとツを書き間違えただけじゃん!」とか「ハイセツっていう漢字も書けないの?」なんていうツッコミはなしでお願いします(笑))


















