駒場食堂の絶品

 全国各地の大学をめぐり、学生食堂でご飯を食べて味を比べている人がいます。基準となるのは、カレーライス

 どこにでもある定番メニューですからね。味だけではなく、値段と量も評価の対象になっています。

 東大駒場キャンパスのカレーはというと・・・けっこういけますよ!それに230円。やすい!量も辛さも適度です。

 でも東大生の一般的な評価は、「まずい」です(笑)そうかなぁ?僕はおいしいと思うんですけどね、駒場の学食。

 それと、毎日メニューが変わるのがいいですね。券売機で食券を買うんですけど、定食Bとかしか書いてありません。

 献立が毎日変わるからですね。ハンバーグ定食、からあげ定食、といちいち印刷していたら、いくらボタンがあっても足りません。

 なので、値段でランクをAとかBとかに分けているんです。その、AならAという同じ価格の中で、毎回ちがったメニューになっている、と。

 この券売機、AとかBとかのボタンに混じって、「あげたて」なるものもあります。これだけ異質で少しぎょっとします(笑)

 これはなんと、注文を受けてからその場で揚げ物をつくるのです!その名の通りあげたてを食べられるから、サクサクしていてとっても美味!

 ただ、しばらく待っていなければなりません。5分くらい。お昼休みの混雑しているときなどは、なかなか順番が回ってきません。

 そのため、休み時間をはずして授業時間帯にいくのがおすすめです。え、「授業に出席しないのか」ですって?

 いえいえ、高校までとは違って、授業がない時間帯もできてしまうのです。なにせ、自分で時間割をつくるのですから。

 その話もおもしろいですから、またあとで話しましょう。

 ということで、授業をさぼった時間・・・じゃなくて空いてしまった時間に行くと、あげたてメニューものんびりと召し上がれます。

 大体はとんかつで、たまにチキンカツもあります。それに、特製濃厚ソースをかけても良いという特典付き!

 これまたすごい。なんといかにも高級そうなサッカーボール大のつぼに、たっぷりとこげ茶色のソースが入っています。

 そこにはかき氷のシロップをかけるときに使うような、長いひしゃく(?)があり、これを使って自分のとんかつにソースをかけるのです。

 えっと、ごくまれに、定食Aを買った人が、大胆にも自分のコロッケにこの特製ソースをかけようと試みる場面に出くわします。

 もちろん食堂のおばさんに注意され、市販の業務用中濃ソースでがまんします(笑)それくらいこの特製ソースは絶品なのです。

 定食Aは380円。B、C、となるにつれ400円から500円ちょっとと、徐々にあがっていきます。

 「あげたて」はたしか560円くらい。高くてあまり食べたことがないもので(^^;。でも、金額的にはそれほど大きな差はありません。

 もちろんほかにもメニューはありますよ。ラーメンもうどんもそばも。それから、副菜もいろいろあるうちから選べます。

 納豆やフルーツなんかもあります。それに、朝と昼と夜ではこんだてが違うのですから、これまた驚きです。3食ここでもいいですね(笑)

 では、もっとも出現頻度が高いおかずはなんでしょうか?

 それは、ズバリ「コロッケ」です。

 コロッケ定食として登場するだけではありませんよ!ハンバーグ定食にもコロッケ、からあげ定食にもコロッケ。なんにでもコロッケ。

 たとえ一日一回、お昼ご飯にこの学生食堂を利用するだけという人でも、1週間に2、3回はこのコロッケを口にすることになります。

 しかも、「あげたて」とは違って、大量に作り置きしてある冷めたコロッケです。それがどんなメニューにでもついてくる。

 正直、このコロッケにうんざりしている人は少なくありません。「コロッケはいらないからその分安くしてくれ!」という要望も実際に出たことがあります(笑)

 僕は「コロッケもついてて得したなあ」と思っていたのですが、どうやらそれは少数派の意見のようです。

 少数といえば、最初のころは一人では学生食堂へは行きにくいかもしれません。サークルなどの団体が席を占領しているからです。

 しかも荷物を置いて場所とりをしてから、券売機に並ぶ。これはちょっと迷惑ですね。場所とりしないで下さいと張り紙までしてあるのに。

 お昼時の一番混む時間にそれをやるから、他の人がすわれなくなり、ますます混雑してしまうのです。

 そんな時はちょっと時間をずらしましょう。なにも、授業の時間帯じゃなくても、お昼休みの中でも、少しずらせばぐんとすいています。

 ねらい目は、昼休みが始まってから最初の15分。もし授業が5分くらい早めに終わってくれたら、それは絶好のチャンスです。

 この最初の時間を逃したら、次は昼休み最後の20分。のんびり食べ終えた学生たちが、やっと席をたち始める時間です。

 真ん中の時間はものすごく混んでいます。でも、グループで一緒に食事をするんだったら、そのほうがいいですよ。

 全員の都合をあわせなければいけないのですから。だったら最大公約数である、お昼の真ん中の時間帯がベストです。

 それに、友達とおしゃべりをしていれば、待っている時間もまた楽しいですものね。そうやって親交を深めて下さい。授業の情報も共有できますしね。

 駒場の2年間が過ぎたら、おそらく今の友達はバラバラの道へ進むと思います。それでも、久しぶりに会ったら、駒場での思い出話で楽しめます。

 それよりも、卒業した後にまた再会するっていうのも面白いですよ。「そーいえば駒場んとき一緒にあんなバカしてたっけなぁ」なんて。

 授業も大切です。でも、それ以外のことも、授業と同じくらい大切です。この駒場生の時期は時間に余裕があります。ぜひいっぱいんでくださいね。

 でもその前に、まずは食堂メニュー全部食べ尽くすこと!ええ、これが卒業試験の過去問で頻出なのです(うそです(笑))





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