食べて良くなる頭

頭がよくなると言われている栄養成分、その名もDHA(ドコサヘキサエン酸)
DNA(デオキシリボ核酸)ではありません。よく間違えます。
うちの母親も間違えています。「魚にはDNAが入ってるから体にいいんだよ。」と言っていました。
ちなみにDNAとは、全ての生き物(厳密に言えば、ウイルスとか以外?)の細胞に含まれている、遺伝情報をになう物質です。
・・・ということは、魚じゃなくても、ほとんど全ての食べものに入ってるし、しかも頭もよくなりませんから!残念!(笑)
ちなみに、DHCとも違いますからね。念のために言っておきます。
さて、肝心のDHAですが、こちらは魚に多く含まれています。しかも、まぐろの目玉の裏側というマニアックな場所に特に多いのです。
普段あなたは魚を食べますか?しかも魚の目玉を?・・・僕は食べられません。好き嫌いを言って申し訳ないのですが、やっぱり気味が悪いと思ってしまいます。
だから身のほうだけおいしく頂いています。目玉の裏側ほどは多くはありませんが、少しはDHAも入っているのです。
魚の身なら食べるけど、目玉まではちょっと・・・という人が多いのではないでしょうか?今まで、あまり目玉をほじくりだして食べている人を見たことがありません。
ちょっと(だいぶ?)前に、「おさかな天国」っていう子供向けの歌がはやりましたね。
「さかな さかな さかな~ さかなを食べると・・・」「あたま あたま あたま~ あたまが良くなる・・・」っていうの。
その当時は魚の需要が急激に高まったそうです。歌の力はすごいですね。でも今は、魚人気は落ち着いているとか。
ということは・・・そうチャンスです
ほかの人が食べないものを食べて、あなただけ頭が良くなってしまいましょう!差をつけるには、ライバルがしないことをすればよいのです。
でも、無理は禁物です。
グロテスクなものを食べることによる精神的ストレスと、DHAを摂取することで達成できる脳みその活性化とをてんびんにかけて、どちらが大きいかで決めてください。
いやいや食べるのは、魚にとっても失礼ですしね。
最近はサプリメント食品として錠剤の形で市販されているものもあります。でもぼくは自然の食材をおすすめします。
ただDHAだけをぽっと出されても、困るんです。ほかにも数え切れないほどの種類の成分がいっぱい、魚には入っています。
それらがお互いに影響しあって、あなたの頭や体に恵みをもたらしてくれるのです。
たとえば油といっしょに食べないと腸で吸収されにくい栄養素はいっぱいあります。水溶性と脂溶性という性質があることは知っているでしょう。
ほかにも、どんな複雑な機構があって、相互作用をしているのか、完全にはわかりません。
でも、自然のものがいいらしいことは、人間は経験的に知っています。
純粋なものっていうのは、自然界では珍しいものなんです。きれいだから良さそうに聞こえますが、人工的で、体にとっては刺激が強いんです。
さて、DHAを摂取すると本当に頭がよくなるのか、ぼくは実感がないのでなんともいえません。
でも、これを食べれば頭が良くなる!と思いながら食べていたので、精神的によい影響をおよぼした気がします。
たとえばお弁当を買うとき。ぼくは優柔不断なのでいつも選ぶのに時間がかかります。本当はどれでも大して変わらないのですが(笑)
そんなとき、魚を食べれば頭が良くなるって言われてるなぁと思い、どうせ同じものなら少しでも受験に役立つものにしようと思うのです。
ちょっと食べたくらいで成績が上がれば苦労はないのですが、もしかして?と思って食べます。これで頭が良くなればみっけもの、くらいの気持ちで。
で、食べおわって満足します。よし、勉強じゃないけど、頭をよくすることをしたぞ、しかも食事中に!なんて。
アルツハイマー病の患者さんが、生活に潤いを持てるようにしたら、脳の機能が回復したという話を聞いたことがありますか?
脳細胞は、いったん死んでしまったら二度と再生しないというのが医学界の常識でした。その脳細胞の数が、増えたのです。
患者さんの、回復したい、元気になって孫と遊びたいという強い気持ちが、脳を活性化させたのではないかと言われています。
精神論だ、非科学的だと思われがちですが、実際にお医者さんが見たらこうなっていたのです。解明されていないだけで、これはまさに科学的なことなんですね。
ぼくも魚を食べて、「頭をよくしたい!」と思っていたので、多少はよくなってくれていないかなぁなんて淡い期待を抱いていました。
現在ぼくがあなたに、東大に合格したいという熱意を持って下さいと言っているのも、こういうことからなんです。
夢は願えば叶う。これはなぐさめでも気休めでもでたらめでもありません。科学的、客観的な事実、真実なのです
当時のぼくは、こうしてつね日ごろから、東大受験のことを頭のかたすみにおいていましたね。いろんなことを、東大受験、受験勉強と結び付けて考える。食事でも睡眠でも(笑)
そういうくせがついていました。体も頭もすべて、東大受験用にチューンナップされていたのです。
いまでもそのなごりが残っています。その証拠に、これからそのDHAを題材にして化学の勉強をしてしまおうとしています。
ええ、いまからです。いますぐ!


頭の中で脳の働きを活発にしたり、記憶力や学習能力を高める働きをしたりする、不飽和脂肪酸の一種、DHA!これがその正体です。
理科の化学を選択していれば、この図の意味がわかるはずです。いや、わからないとまずいです。
ドコサというのは、22を表す接頭語です。テトラポットのテトラだったら4ですね。四面体のような形をしています。昔の牛乳パックみたいな。
同じように、ヘキサは6を表します。島田紳助さんが司会をしている「クイズ、ヘキサゴン」という番組がありました。たしか出場者は6人です。
エンというのは、二重結合、右のはじっこにあるCOOHは酸です。食用酢に入っている酢酸だったらCH3COOHですね。すっぱいです。
はい、炭素原子が22個で、二重結合が6個で、酸の仲間であるもの、ということで、ドコサヘキサエン酸となります。
化学を選択していなければ、「へぇー、こんなのなんだ。」くらいに思ってくれればいいですね。一つ物知りになりました。
でも、Cが炭素原子、Hが水素原子っていうくらいは習ったことがありますよね。英語ではそれぞれcarbon 、hydrogenです。
正しい発音で読めますか?アクセントの位置がわかりますか?ほら、化学はやってないからいいやなんて油断していてはいけませんよ!
環境問題は深刻です。炭素が主成分の化石燃料は枯渇間近。水素を使った燃料電池なんてのもあります。生物利用の研究も盛んです。
いかにも国語の説明文ででてきそうです。背景知識をある程度もっていないと、難解な文章を理解するのに手間取ってしまいます。
どの国が資源を独占しているのかは、歴史や地理でも重要なテーマです。社会生活の根本になるものなのですから。
資源の少ないドイツでは戦争中、石油の輸入をとめられて困り果て、化学的にエネルギーを取り出す研究に注力しました。
それでも資源大国のアメリカなどの裕福さにはかないませんでした。でもそれがいまの技術立国につながる源流となったのですね。
気を抜かないで!アンテナを両手いっぱいにひろげて、どんなムダに思える情報でもとりあえずためこんでください
ムダかそうでないか、いまのあなたに判断できますか?あとできっと役に立つというのは、老人の小言ではなく、数学的確率論的にそうなのです。
こんなちょっとしたところでも、チャッカリ勉強してしまおう!っていう、これが「いつも心に・・・」作戦ですね。覚えてますか
神出鬼没、意外なところででてきます。というよりもむしろ、どこにでも勉強のチャンスはころがっています。
じつはもうひとつ、ぼくがずっとたべていた頭にいいものがあるんです。それは次回、こうごきたい!





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