こつんと地殻変動

ぼくは小学校に入学するとき、新品のランドセルを買ってもらいました。
初登校前日の夜、家の中でランドセルを背負ってはしゃいでいた記憶があります。
きっと学校へ行くのがものすごく楽しみだったのでしょうね。
どんな大変なところかなんて、つゆ知らずに(笑)
そしてもう一つ、小学生になるお祝いに買ってもらったものがあります。学習机です。
買いに行くときに、ぼくもお店についていきました。
どのように相談したのか忘れてしまいましたが、購入する机を決めました。両親だけで話し合ったのかもしれませんね。
それで終わりかと思いきや、なんと最後にぼくに判断を下す権利が与えられました。机の本体は決定でしたが、その図柄が2種類あったのです。
一つは通常の木目調。もう一つは全身黒ずくめの総漆塗りしかも金箔であでやかな文様が描かれた至高の逸品・・・なわけはありませんね(笑)ピアノと間違えてしまいます。
「はやく本題へ!」
机全体のがらではなく、作業をする部分、本を読んだり字を書いたりする水平で一番広い面積の部分のことです。
そこにしたじきのようにシートがしいてあります。緑色と透明の2層になっていました。その層の間に、イラストが書いてある紙が挟まっていたのです。その内容が、2種類あったのでした。
一つは、ねずみやあひるをモチーフにしたコミカルな絵でおなじみのディ○ニーキャラクターが勢揃いした作品。
そしてもう一つは、なんのへんてつもない世界地図。こどもにとってはおもしろくもなんともありません。
でもぼくは後者を選んだのです。
当時まだミッキーを知らなかったことと、そして地図には奇麗な国旗がいっぱい描いてあってそれにひかれたことが理由でした。
こんなささいなこと。これが、後の勉強生活を大きく左右する、重大な分かれ道であったのだと、後になって気がつきました。
だって毎日そして何年も使い続けるものですからね。そしていやでも目に入るのです。そうやっていつも触れていることで、慣れてきても不思議ではありません。
いえ、地図にだけではありません。そこにいろいろ書いてある、勉強っぽい(笑)文字や図に慣れ親しむことによって、勉強全体についての感じ方が変わるのです。
恋愛の心理でもこういうことがあるそうですよ。会ったり見たりする回数が多い相手にほど、好意を抱きやすいのだと。
よく利用するコンビニの店員さんを好きになったりするのにも、そんなメカニズムがあるのかもしれませんね。
こうやって、なんとなく「勉強」みたいなものや「学校」にかんすることについて、悪い印象を持つことなく、すんなりと入っていけたのです。
最初からスパルタ式の厳しい勉強などをやらされていたら、どんどん嫌いになって、やる気も無くなっていったことと思います。
だれだっていやなことはできるだけしたくありませんものね。ぼくも、ATMで長蛇の列に並んで待っているのは、好きではありません。
逆に、好きなものは、やれといわれなくてもやってしまいます。ほうっておいても勝手にやるのです。テレビゲームなら何時間でも(笑)
こういう意味で、勉強についても、そして東大についても、身近に感じることがとっても大切なんです。
勉強が好きとか嫌いとかいう以前の問題です。慣れているかいないかが大切です。
無意識のレベルにまで深く深く頭の中に刻まれているもの。普段は意識しないから、勝手にこれが書き換えられることはありません。
なんとなく勉強がおっくうな人は、脳の奥底で勉強に対する姿勢がおかしな形で記録されているのです。それが、いやだなという感情となって表れる。
しかし、自然に変わることがないのだとしたら、逆にわざわざ意識するようにしてしまえば、矯正することができるということなのです!
いまからでも遅くはありませんよ。ぼくだって高校生のとき、東大に対する意識を革命的に変えることに成功したのですから。小学生のときではありませんよ。
たとえばこんな方法です。
さっきでてきた、机のシート。緑色の層と無色透明な層の間に、紙を挟んだのです。「東京大学」と大きく書いて。
そのぶん、地図は隠れてしまいます。あまり影響がないようにするために、太平洋の真ん中にその東大と書いた紙を配置しました。
これはすごい。この机の前に座ると、必ず目にとびこんでくる、東京大学。こんなのだったら意識しないでいるほうが無理です。
それが日本とアメリカの間、大海原のどまんなかにドデーンとでっかく居座ってる(笑)
ぼくの潜在意識のなかに東大が刷り込まれていったことでしょう。
その紙を挟んだ時点では、東大に合格するにはぜんぜん成績が足りていませんでした。東大なんて全く縁のない遠く離れた場所にいたのです。
でも、自分は合格すると思っていました。なんでも、思ったもん勝ちです。内心の自由は制限されません。なにを考えようが勝手です。
そして、そう思えるようになったのは、常に東大のことを意識していたから、東大というものについて慣れている状態になっていたから、なのです。
こんなささいなことだけで、地殻変動並みの大改革を脳の中に起こすことができるのです。
東大について、勉強について、だけではありません。なんでもそうです。さっきも、恋人に選びたくなる人の話をしましたね。
あなたもできます。なにも特別な能力や技術が必要なのではありません。超魔術も超能力も一切必要ナシ!普通の人間が普通にできることです。
普通にできることなのに、やっている人は少ない。どうしてなんでしょう?こんなに簡単ですごい得をすることなのに、みんなやらない。
でも、うそっぽいなぁと思うのも無理はないです。ぼくだって、自分が成功するまでは、インチキじゃないの、って思ってました。
だからこそ、他の人がやらないからこそ、やったひとは抜きんでるのです。
それに、もしうまくいかなくても、なにも損をすることはないのですから。試すだけ試してみる価値はあります。
あなたも、だまされたと思ってやってみるべきです。「あはは、ほんとにやってるよ、馬鹿みたい。」なーんてぼくは言いませんよ!(笑)





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