単語のプロパティ

いきなりですが、わからない英単語を、単語帳や英和辞書で調べるとしましょう。
たとえば「enjoy
え、かんたんすぎるって?まぁまぁ、そんなこと言わずに(笑)
この単語の意味を知らないとして、調べるとします。見つけました、enjoy。
はい!ここで質問。あなたは最初にどこを見ましたか?
日本語での意味ですよね。普通。
もしそうだったら、これからはその見る順番を変えてみてください、こんなふうに。
まずまっさきに、品詞を見るのです
その未知の単語が、名詞なのか、動詞なのか、形容詞なのか。外国語を習うとき、単語の文法的性質を知ることが上達への早道です。
それで、そのあとに意味を見る。こうすることで、品詞と意味とが結びつき、より生きた記憶となるのです
そんなにたくさんおぼえるの大変だ!というあなたは、ここをクリック!
のちにあなたは、英語の長文を読解する必要に迫られます。そのときに大きな威力を発揮するのが、この有機的に連携した情報です
「べつに品詞なんかわからなくても意味は通じるからいいじゃんか。」
品詞をばかにしてはいけません!(笑)品詞がわからなくても意味が通じるのは、日常会話レベルの簡単な英語でだけです。
入試問題の長文読解のように、精読することが求められる場合には、まったく歯が立ちません。本当です。
でも、たちのわるいことに、わかった「つもり」にはなれるんです、意味だけでも知っていれば。これが大問題。
なんとなく大筋はわかるけれど、問題に正しく解答できない、なんていうことありませんか?それは、わかったつもりでいるからです。大筋すらもわかっていません。
これは、全文和訳をノートに文字で書いてみるとよくわかります。英文を目で追っていたときはわかっていたつもりなのに、なぜか書けない。
わざわざ全部訳すなんてメンドウ。中学生みたい。そんなことしなくてもわかるよ。
こんなふうに、かつてはぼく自身も思っていました。
でも、実際は、わかっていなかったのです。
自分で書くことは、いろいろな効能があります。スペルを覚えるときに、書いたほうが記憶に残りやすいというのもあります。
ここで言及したい効能とは、書こうとすることで、自分の理解度がわかるということです。本当にわかっていないと書けないからです。
自分がわかっていないことがわかる。そして、書くために、わかろうとする。こうやって、真の実力がついていきます。
数学の問題を解く場合でもそうですね。頭で考えてだいたいわかったと思っても、いざ答案を目の前にすると鉛筆の動きが止まる
英語の長文を正確に読もうとするときに、品詞を知っていることがどんなに役に立ったことでしょうか。
たとえば、等位接続詞で結ばれた文と文。どの部分とどの部分が対応しているのかが読解に不可欠です。
その大きな手がかりを与えてくれるのが、品詞です。同じ品詞のものが、接続詞で結ばれている可能性が高いのです。ない場合は、省略されているとわかる。
長文読解だけではなく、文法問題でも非常に役に立ちます。というより、品詞は文法の部類に一般的には入っていますね。
空所補充。4択のなかで、品詞の区別だけで候補からいくつか落とせます
こんなふうに、あとでいろいろ役立つんだなぁと思えば、つまらないと思える単純作業もやりがいがでてくるでしょう。
ぜひ、いやゼッタイに、品詞について詳しくなってください。全部で何種類の品詞があるか知っていますか?
思い出してみてください。ある程度思い出したら、英文法の本をみて確認してくださいそのときは、ここを参考にしてくださいね。
不定詞や動名詞、関係代名詞などを学ぶとき、副詞的用法、形容詞的用法などというものが出てきます。
副詞、形容詞ってどんなものなんだっけ?なんて言っているようでは、その先の関係代名詞などを身につけられません。
品詞オタクになるのです!
「ああ、この単語の品詞はね、これですぞ。」
と、すぐに出てくるようになってください。
なれないと最初はめんどうに思うかもしれません。特に、いままで品詞なんか気にしていなかったという場合には。
産みの苦しみです。いまがんばれば、あとがラクです。
でも、それほど心配はいりません。ちょっと心がけるだけで、だんだんとそれが普通になってきます
いえ、普通になるどころではありません。今度は逆に、すすんで品詞を知りたくなってくるのです!品詞を知らないと気が済まなくなってしまうのです
ここまでくれば、完全に品詞マスターの称号を得ましたね。
新たに手に入れた品詞という武器を自由自在にあやつって、なみいる敵をなぎはらっていくのです!
個々の品詞についてみれば、さらに細かな、だけど重要な性質があります。つぎはそれについてのお話しをしますね。
(で、結局さいしょの「enjoy」はどうした!?(笑)次回再登場します、お楽しみに!)





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