東大ツアー 『五月祭(ごがつさい) 於 本郷キャンパス!』
行ってきました!2005年5月28日土曜日、東大の学園祭の一つ、五月祭@東京大学本郷キャンパス!
もしかしたら雨?なんて心配していたんですが、当日はまさに五月晴れ、暑くも寒くもないちょうどいい気候でした。
約束通り(?)ぼくは集合場所で「サトル観光御一行様」と書いた紙を持って立っていたんですよ(笑)
駅から東大まではけっこう歩くんです。10分~15分くらいかかったでしょうか。

その道すがらも、東大生がよくごはんを食べに行くお店や教科書を買う古本屋さんなど、ゆかりのものを見ることができましたけれどもね。
そしてだんだん東大に近づいてくると、にぎやかなお祭りの音が徐々に大きくなってきます。人通りも増えてきました。
でました!ついに赤門の登場です!

さっそく記念写真をとろうとするやいなや、イケメン現役東大生のお兄さん2人がいきなりたいやきを販売しようと近よってきました。
ほかにもコンサートや寄席などの催し物のチラシを配っている東大生の集団が、赤門の出入り口付近で待ち構えています。
たいていの人はここを通りますからね。サークルの人たちにとっては絶好の場所なのです。
でも悪い人たちではないんですよ。
さっきの人、写真もとってくれたことだし、せっかくだからたいやき引き換え券を買うことにしました。あとでお店まで持っていってとりかえるのです。
そして五月祭を見に来る人にとっても、ここでチラシをもらっておくことは役に立ちますよ。どんな出し物をやっているのかがわかるからです。
えーと、合唱団にライブに手品に講演会・・・いろいろありますね!モーニング娘研究会や憲法9条を考える会などもあります。
ほんとにごった煮っていう感じです(笑)東大には全国から学生が集まってきます。それだけ、趣味の幅も広いんですね。
そしてそれが混ざり合って、新たな刺激を生み出して、それが東大生というものを形作っているのでしょう。

手にチラシをたくさんもって、まずは総合図書館へ向かいました。赤じゅうたんでVIP気分を味わえるあそこです。
でもいまは、入り口の手前まで。通行証がないと入れないのです。合格したらゆっくり見物させてもらうことにしましょう。
図書館の前には噴水が。これ、いつもは水が出ていませんが、たまに突然飛び出します。それが見られたらラッキーですよ!
つぎはもう一つの入り口、正門を見に行きました。正門を一回でて、外から東大を見ました。これが真正面から見た東京大学です。

正門の奥には葉が生い茂った銀杏並木。そしてそのメインストリートの果てに視線をやると、堂々とそびえたつ安田講堂が!
でも、葉っぱにかくれて時計の部分くらいしか見えませんでしたね(笑)もっと近づいてみたらよく見えるでしょうか。
そこで記念写真をとったあと、正門を入って銀杏を枝の下をくぐるようにして、東大の中心部へと進んでいきます。
もちろん道の両側には屋台がいっぱい。チョコバナナにたこやきにクレープ。それから似顔絵を描いてくれるところまでありました。
そして広場にでると、そこには特設ステージが。まだ準備中のようです。
その背後に控えている安田講堂、なんと扉が開いているではありませんか!普段は締め切っていて、ホーキング博士の講演会などの大きなイベントがない限り開かないのに。
今日はコンサートが開催されるため、入れるようです。
入り口にちょっとだけ入ったのですが、今考えると、もっと奥まで入っておけばよかったですね。中の様子は、いまなら東大の公式ページに写真がのっています。
また広場に戻ると、ステージでなにやらやっています。ジャグリングです。ボーリングのピンのような物体を3つ、手や足をつかって自在に操ります。
すごい、拍手喝采!でも、たまに失敗、それはご愛敬です(笑)
そして安田講堂の裏側へまわります。そこには、ぼくがお世話になっていた教授の先生がいらっしゃる建物があります。

関係者以外立ち入り禁止と書いてある先へ進み、世界最先端の研究をしている実験室をちょっとだけ見学させてもらいます。
たまたまそのとき実験をしていたので、その様子も見守らせてもらいました。するとせっかくだからと白衣を着てきてくれました。
(本当は常に着用していなければならないのですが(笑))
それだけではなく、いまやっている研究の説明までしてくれました。難しい話でしたが、こうやって話してくれるということ自体が貴重な体験でしたね。
そのあと、液体窒素を手にかけて遊んでしまいました。バナナも凍る、あれです。でも触ってもなんともありません。不思議ですね!
実験室を出て、近くの売店へいきます。これが東京大学生活協同組合のお店です。東大グッズがいろいろ売ってますね。
ぼくがプレゼント用の文房具を買ったのも生協のお店です。
東大に来た記念にと、いくつか東大ネーム入りの商品を買っていましたね。しかもレジ袋までもらってしまいました(笑)
そろそろお腹がすいてきたので、学生食堂で約束のカレーの時間です!230円!
中央食堂へ入りました。ここは安田講堂の地下にあって、2階構造になっていて、いくつかある食堂のなかでも一番大きなところです。
東大生のなかではあまり評判のよくないレストランですが、ぼくはおいしいと思うし、参加してくれたみんなもおいしいと言っていましたよ。
でも、ぼくにはちょっと辛いんです。カレーの王子さまくらいに甘くしてもらえないでしょうか?(笑)
東大のこと、勉強のこと、などなど積もる話をしながらの楽しい食事となりましたね。
でもお水のことをすっかり忘れていました、すみません!セルフサービスで持ってこなければならなかったのでした。
食べ終えたら、一言カードを書きました。食堂について一言コメントをするのです。
さて、みなさんはどんなことを書いてくれたのでしょうね?ポストに投函したので、しばらくすると掲示され、さらに冊子にもまとめられます。そう、東京大学に自分の名前を残してきたのですよ!
そして地下から出ると、そろそろあれの時間です。ダンスパフォーマンス。偉そうに足を組んで座っている巨大な銅像の前で、元気なダンサー達が力いっぱい踊ります。
ちょうどアフリカをイメージした音楽と衣装で踊っているところでした。20人くらいでいっせいに。
これだけの人数で踊りがきれいにそろうと、とても気持ちいいですね!また拍手喝采です!
次は、あるNPO法人がやっているカフェへ行きました。
そこには、ぼくの友達の現役東大生がいるので、面白い話を聞けるのではと思っていってみました。
そこはカフェといっても、東大生2人がスクリーンの前に出て、専門外の人でもわかるようなサイエンスのおもしろ話をしてくれるのです。
・・・とはいうものの、話が難しくてあまり面白さが伝えられていないのではないかと思いました。もっとやさしくしゃべってください!(笑)
その話が終わると、こんどはテーブルに東大生がぼくたちと一緒に座ってくれて、科学についてさらに丁寧に話してくれます。
でも今回は、それよりも受験のことについていっぱい話してもらいました。いまぼくたちが興味あるのはそっちのほうなのです。
京都出身なのに、京都大学ではなくなぜわざわざ東京大学を目指したのか。きれいな向こうの方言で一生懸命話してくれましたね。
勉強に対する心構え。こうして生の先輩の声を聞くことができたのは貴重な体験です。
そうしているうちに、ぼくの携帯が鳴りました。ぼくの一つ下の学年で、後輩にあたる人です。
せっかくだからと、彼にもきてもらいました。面白い経歴をもっているので、きっと受験生にためになる話をしてくれると思ったからです。
彼は東大を目指すも不合格となり早稲田大学に入学した人です。早大を卒業後、東大の大学院に進学しました。
2つの大学を体験したからこそわかる、両者のいい点、わるい点。話に夢中で、一緒に来ていた彼女さんをしばらく待たせてしまいましたね。
それから、女性の東大生にも話を聞けて、なかなか参考になったと思います。もともと数が少ないですからね。
そのカフェを出ると、次は古代エジプトの展示が見たい!との要望にこたえて探しに行くことにしました。
五月祭実行委員の人に聞くと、しかしながら、そういう出し物はやってないそうです。残念ですね。
でも、こうしてはるばる東大にやってきたのですから、何かないと。で、出し物はなくても、エジプトを研究している人がいる建物を探しました。
せめてその部屋の前までいってみよう、と。
見つけました。でも、やっぱり誰もいません。閉まっているドアの前をものほしげに歩いてきました。
そして廊下の突き当たり、一枚のドアの前。明るい外の光に誘われてノブを回してみると、開きました、そこは屋上です。

出てみてびっくり!なんと素晴らしい眺めでしょう!
あの安田講堂の時計が目の前にでっかく見えています。その下に視線を落とすと、ステージ上になんちゃってあやや登場で大盛り上がりの集団が!
この場所は、ぼくも知りませんでした。今日はじめて行きました。超穴場スポット、VIP待遇の特等席です!興奮!
いそいで写真をとりまくりました。とてもいい記念になりましたね。
やがて落ち着きを取り戻すと、そろそろ帰宅せねばならない時間です。サークルの屋台も片づけを始めました。
ゆっくりと本郷三丁目駅に向かって歩きはじめました。東京大学に、「受かってまた来るよ!」とひとときの別れをしました。
駅に着きました。切符も買いました。いつでも電車に乗れます。

でも、みんなでその場に立ったまま、しばらく語ってしまいましたね(笑)
熱心さがすごくよく伝わってきたので、ぼくもついついいろんなことをしゃべってしまいました。
普段は口下手であまりうまく会話ができないんですけどね。
それでもこれだけ長く話ができたのは、参加者のみんながとても東大受験を真剣に考えているからなのです。
ぼくはこの企画をやって、本当によかったなぁ!と思いました。
みんなに楽しんでもらえるかどうか、やくにたったと思える経験をさせてあげられるかどうか、最初はとても心配でした。
でも、ぼくは人に、東大入試は簡単ではないけれど、やってみたらいいよ!と勧めている立場上、自分がなにもやらないわけにはいきませんよね。
終わってみると、大成功でした。案ずるより産むがやすしです。
そして、東大を目指しているあなたにも、「なんだ、案ずるより産むがやすしだったなぁ、受かっちゃったよ。」と言って欲しいのです。
それは、隠れた努力があってこその言葉です。その辛い日々をおぎなってあまりあるほどの大きな喜び、それが東大合格なのです。
ぼくはみんなとわかれて、一人東大へと戻りました。さっきの友達に、話が難しかったよ!と苦言を呈さなければなりませんから(笑)

そのあとぼくは上野駅へと歩いていきました。以前、通学によく使っていた道です。不忍池(しのばずのいけ)をつっきっていく道です。
その真ん中に、神社のような建物があります。たまにおじいさんやおばあさんがお参りをしているのを見ていました。
今は、誰もいません。白々と明るい五月の夕日に照らし出されたその姿は、昔と一つも変わっていませんでした。

なにか神々しさのようなものを感じ、ぼくはそっと手を合わせました。
「あなたが、東京大学に合格できますように・・・」
・・・なーんて、そんなことしなくても受かりますよね!
神様はたよりになりません、自力で合格です!
そうそう、池と言えば、三四郎池にも行ったんでした。茶道部の人がお茶会をやっていましたね。スーツ姿で正座して(笑)
三四郎池につながる道は、ちょっとわかりづらいんです。道だと思わないような道なので、知らない人はそのまま通りすぎてしまいます。
そこを一歩入ると突然、静かになります。あのお祭り騒ぎがうそのように、静寂につつまれた大自然が迎えてくれます。
都会のど真ん中にも、こんな豊かな緑があるのですね。
それから、合格発表が行われる場所にも行きましたね。近いうちにそこで胴上げされるんですから、下見をしておきましょう。
バンドの演奏も、民族楽器の演奏も聞きました。ぬいぐるみを着た女性や、セーラー服を着た男性もいました。
思い出すときりがないですね(笑)このへんにしましょうか。
そんなこんなで、充実した五月祭でした。またこういう企画やってみたいものですね!
五月祭ツアーに参加してくれた4名の方の感想はこちら!
(五月祭ツアーの詳しい企画内容はこちら。)
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