ぼくと通信添削
ぼくは小学校の3年生の3月から、進研ゼミの通信添削をとりはじめました。
なんでこんな中途半端な時期かというと、本当は4年生から始めようと思っていたのに、申し込みが早すぎて3月からになっちゃったのです(笑)
あせりすぎはいけませんね。
きっかけは単純で、友達がやっていたから。その子は近所でしかも同じ通学班で、一番の仲良しでした。
その彼がやっているのをみて、自分もやりたくなりました。なんだか絵がいっぱい書いてあって、楽しそうに見えたのです。
いろいろいますよね、マスコットキャラクターが。ぼくのときはたぬきと犬とライオンとカニ・・・なぜ一人だけ甲殻類?(笑)
それに付録もついていて、毎回楽しみにしてました。
読者からの投稿欄もあります。ぼくのハガキも掲載されたことがあって、じょうぎや消しゴムなどの景品をもらいました。
もっとすごいのは、添削問題を出すともらえる賞品です。一回提出するごとにシールがもらえて、それを集め豪華商品と交換するのです。
ぼくは電子カレンダーっていうのが欲しくていっしょうけんめいがんばってましたね。
・・・え、モノにつられてばかりじゃないかって?(笑)
そうそう、肝心なのはやっぱり、勉強ですよね!
教材は、毎月決まった日に送られてきます。勉強のペースを作るのにはとても役に立ちました。
もちろん、それは高校生くらいになってから思ったことで、小学生当時はそんなこと考えてもいませんでしたけど。
それまで、家で勉強をするという考え自体が思い浮かびませんでした。家庭学習なんていう言葉を聞いたのはだいぶあとになってからです。
そんなぼくに、家でも勉強をするものなんだという新しい考え方を植え付けてくれたのがこの通信教材でしたね。
たしか高校1年か2年くらいまで進研ゼミを続けていたと思います。
それまでずっと、毎月コンスタントに教材が送られてくる。だからいやでも勉強をし続ける習慣が身に付いたんでしょう。
人間はほっとくとなまける動物だと思っています。(それはぼくだけ?(笑))
なのでこうやって計画的にやれるのはありがたかったですね。
でも、その半強制力が効かなってしまうこともあります。
それは、提出締め切りに間に合わなかったとき!
一回遅れると、それからどんどん遅れていきます。なにせ、進み具合に関わらず、次から次へと教材が送付されてくるのですから。
するとだんだん、手をつけていないものがいっぱいになってくる。それと反比例してやる気の方はどんどんなくなっていくという悪循環。
しかし、相手は長年やってるベテランです。そうなることくらいお見通し。
「答案提出キャンペーン!いままでたまってたのを出すとポイントシールが2倍もらえる!」
などと、あの手この手でなんとかやる気を起こさせようとしてきます。
シールに目がくらんだぼくは、またがんばって勉強をやりだしたのでした。めでたしめでたし。
・・・結局、最後まで物欲の虜?(笑)
なにはともあれ、家の机に長い時間すわって、本やノートを開いて、勉強らしきことをするという習慣を身につけさせてくれたことには、とても感謝しています。
もらった賞品よりも、この勉強習慣のほうが、大きな価値があったのだと、東大に受かってから初めてわかりました。
あと、有名な通信添削といえば、Z会です。
有名であることをいまでは知っていますが、高校生のはじめのころは名前すら聞いたことがありませんでした。
ぼくの記憶では、進研ゼミと違って、あまりテレビなどで広告をやっているのを見たことがありません。
そんなとき、学校でZ会のうわさを小耳にはさんだのです。
「なんでも、難関大学をねらっている人はZ会をやるものらしいよ」と。
でも、聞いた当初は、「へーそうなんだぁ」って感じでした。
転機が訪れたのは、郵便配達のアルバイトをしたときです。お正月に年賀状を配る、あれです。
もちろん年賀状以外のものもあります。ぼくが任された郵便物のなかに、青白い色の封筒がありました。Z会のです。
その配達先が、なんと学校一秀才のNさんの家でした。
女の子だったし、ぼくはあまり仲良くなかったので、Z会をやっていることは知りませんでした。
彼女はこれをやっていたのか、と軽く衝撃を受けました。そして、
・・・どんなのか知りたくなりました。
それをやれば成績が上がるのだろうか? 東大に合格できるのだろうか?などと勝手に思いながら。
いえ、その人宛ての郵便物を開封したとかじゃないですよ!(笑)
さっそく自分で資料を取り寄せたところ、一回分はタダで添削してくれるっていう体験コースがたまたまあったので、すぐに申し込みました。
届いた問題を解いてみるけど、これが難しい!みんなこんな難しい問題をよく解けるなぁ!と思いました。
教科書や参考書をまわりじゅうに広げながら、なんとか答案を書いて郵送という段階までこぎつけました。
1、2週間後だったと思います、答案が返却されました。
しかし・・・
おもしろくない!たぬきの絵もカニの絵も描いてないし、ポイントシールなんかどこにも見当たらない!(笑)
というのはもちろん冗談です。このころはもう、モノに対する執着心はほとんどなくなっていましたから。
その代わり、偏差値をあげたい!と強く思うようになりました。人間、年月が経てば自然に成長するんですね。
で、その願望を満たすのには、このZ会はなかなかよかったと思います。イラストがないぶん、解説で答案が埋め尽くされていましたから!
ただ、ちょっと難易度が高すぎるでしょうか?
選ぶコースを間違えたのかもしれませんね。本格的にZ会をとりはじめたときは、もうすこし易しいコースにしました。
あ、誤解を招くかもしれないので付け加えますが、進研ゼミも高校になるとさすがにたぬきもカニもでてきませんよ!(笑)
でも付録はいっぱいありましたね。いえ、つまらない筆記用具とかではなく、CDとか。ビートルズの歌のはよかったですね。
英語の付録なんですが、そのイギリスの歌手グループの歌声を聞きながらついでに英語を勉強してしまおうというのです。
家に英語の歌が入っているカセットテープはあったのですが、それだと聞き取った英語が正しいかどうかわかりません。
その点、この付録なら日本語訳だけでなく英語の解説までついています。関連事項や背景知識なども教えてくれて、とても興味が持てたことを覚えています。
たしか教科ごとにとるかとらないかを決めるシステムだったと思うので、英語だけでもおすすめですね。
こんなふうに、教材はよかったのですが、ぼくが途中でZ会にのりかえてしまった理由の一つに、雰囲気が変わったから、というのがありました。
あれはいつごろだったでしょうか、途中で進研ゼミからベネッセコーポレーションという名前に変わってしまったのです。
教材の名前は、「チャレンジ」から「エンカレッジ」になってるし。
小学生のときから続けていたぼくにとっては、なにかさみしい感じがしてしまいました。
もちろんこれだけが理由ではないですけどね。
やっぱりZ会は大学受験に定評があります。これが一番の理由でしょうか。増進会出版からは、参考書の良書がたくさん出ていますしね。
ぼくはそのときまだ大学受験初心者だったので、ほかの人の評価、評判をたよりにして決めていたのです。最後は自分の判断ですが。
実際にやってみても、大学受験を意識しているな、と感じました。本当に大学入試をターゲットにしている。評判どおりでしたね。
ぼくもやっぱり、大学受験に使うならZ会のほうをすすめたいですね。
通信添削のいいところは、自分で参考書を勉強するのとちがって、インタラクティブなところです。
答案の書き方を習得できる。これはなかなかほかではできません。たぶんもっとも大きなメリットです。
アとかイとか答えるだけならぜんぜん関係ないのですが、記述式の問いに対しては絶大な効果が得られます。
あまり、「答案の書き方」なんて習った経験、ないですよね?ぼくもなかったです。そんなのは自分でやるもんだ、という風潮です。
いや、それどころか、答案の書き方なんていうものが話題にのぼることすらありませんでした。
だれも教えてくれなかった、答案の書き方というものを、一から学ぶことができます。これを知っているのといないのとでは、答案の出来栄えが全く違う。
あとは、自分が間違えた問題について解説をしてくれるところ。
参考書で、ほかの問題には解説がついているのに、ぼくが間違えたところには解説がない!なんてことがけっこうありましたし。
こんなふうに、生徒一人一人にあわせて対応してくれるというのがいいですね。
ただ、それだと家庭教師にはかないません。
実際の人間が直接、手取り足取り教えてくれる。習熟度の観点からだけ言えば、やっぱりこれにまさる方法はいまのところ思い付きません。
お金と時間に余裕があり、なおかつ精神的にも平気な人は、家庭教師を頼んだ方がいいかもしれません。
ぼくは頼んだことはありませんが、部屋の中で先生と二人きりというのはどうも緊張しそうだなぁと思ってしまいます。
そのてん通信添削は自分一人ですから、周りを気にせず集中できます。逆に、ある程度の意志をもたないと流されてしまいますが。
時間の都合をつけやすいのもいいですね。自分のペースでやれる。計画もたてられるし、急に空いた時間にもできる。
なにはともあれ、勉強の方法にもいろんなものがありますから、まずは調べてみることが大切です。
まずあなた自身のタイプを考えます。どんなことが得意なのか?たとえばこつこつ努力するのが得意とか。
そして、そのタイプにあった方法を見つけます。どれが自分に合っているのか?と。
そのためには、いろんな教材を知っておく必要があります。
だからといって、貴重な時間やお金をかけてまでやる必要はありませんよ。
資料を送ってくれるくらい、無料でやってくれるところがほとんどです。
ぼくが実際に体験したこの二つの通信添削も、タダでいろんな説明をした資料を送ってくれます。
しかも、インターネットだから、郵送に比べて時間も手間もほとんどかかりません。
情報は多いにこしたことはありません。アンテナを張ってどんどん吸収するべきです。
そのなかで、いるものといらないものを取捨選択してください。
迷っている時間のほうがもったいない!(笑)
こちらも参考になると思います。
進研ゼミZ会
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