サークルvs運動会

ホームページで人気投票を毎月やっています。
6月のテーマは「東大に受かって入りたいサークルは?」でした。
そしてその栄光の第一位は、運動系でした。しかも体育会系の前近代的なものではなく、気の合う仲間と純粋にスポーツを楽しむというもの。
せっかくサークルに入るのだから、楽しい事をやりたい!
いままで勉強をいっぱいがんばってきたのです。こんどは趣味に打ち込むばんですね。
厳しい上下関係もなく、上級生とも親しげに会話することができる。
練習だって、必ず出席しろ!という強制はありません。
時間があったら出て、バイトで忙しければいかなくてもいいし、試験前で人のノートを写すのに忙しければずっと休んでいても構いません。
幽霊部員になってもだれからも文句を言われないのです。
都合がいいとき、ひまですることがないとき、だれかの顔でもみたいとき、スポーツを思いっきり楽しみたいとき、好きなときにいけばいいんです。
素晴らしきかな、これが自由というものです!
マンガで言えば、「行け!稲中卓球部」みたいなものです。
真面目に卓球をやってもいいし、くだらないことをして遊んでいてもいいんです。(実際の中学校の部活ではそうはいきませんが・・・)
ちなみに、ぼくがこのマンガを知ったのは、東大に入ってからです。
なぜ知ったかと言うと、東大の近くの区立図書館においてあったからなのです。
さすがに東大の図書館にはマンガはおいてありませんでした、残念(笑)
何を言っているんですか!神聖な学問の府にそんなものがあるはずがありません!
ということで、駒場キャンパスから自転車で10分くらい、非常に長い坂の中腹にあるこの目黒区立図書館でマンガは読みましょう。
稲中卓球部だけでなく、あさりちゃんやゴルゴ13など一世を風靡したなつかしのマンガがたくさんあります!
なつかしい=古いってことですが・・・
町の図書館なんてこんなものです。最新のマンガが読みたければ本屋さんへGO!
でもお金がない人は、図書館へGO!
同様に少ない予算で日々の生活をやりくりしている小学生、中学生たちがそのマンガコーナーではいつも座席を占領しているのです。
こら、ぼくのほうが貧しいんだから席をゆずりなさい!あなたたちはご飯も作ってもらえるし住むところもタダじゃないですか。
ぼくなんか食料は自力でGETしなければ断食修行になってしまうし、家賃なんか収入のほとんどを消し去ってしまうんですよ!
・・・なーんてことは良識あるお兄さんとしては口が裂けても言えず、マンガ本を一冊もって、新聞を読むコーナーへと退散したのでした。
良識ある大人が熱心に新聞を読んでいる中に入って、ギャグマンガを読んで笑っているぼく・・・気にしない、気にしない!
子供たちの中に混じってるよりはヘンじゃないでしょう?(笑)
あ、話が大幅にそれました。
サークルの話でしたね。
サークルは同好会だから顧問の先生もいません。学生同士、そのスポーツが好きな人が集まってつくる団体なのです。
なんでもやりたいほうだい。サークルの部員が決めていいんです。
西洋の市民運動家たちが、多くの尊い犠牲の上に勝ち取った、これが「自由」というものなのです。
それをいまの日本に住むぼくたちは、当たり前のことだと感じていますね。じつはものすごく幸せなことなんですよ。
でも、自由だという事は、悪くなるのも自由だということ。
サークル部員の意見がまとまらずにケンカばかりしていても、テニスコートが予約できなくてテニスができなくても、世話をしてくれる人はいません。
対抗試合の段取りをしてくれる人も、稽古をつけてくれる人も、お金を出資してくれる人もいません。
そういう人がほしければ、自分たちでさがさなければならないのです。あるいは、自分でやるか。
ハイリスクハイリターン。これは、楽しめる人にとってはものすごい楽しいものですよ!
のんびりまったりしたサークルにするもよし、体育会系のようにビシビシやるのもよし。
自由に決められるのです!
そういえば、体育会系の運動部に入りたいという人もけっこういましたね。6月の人気投票でも第2位でしたから。
東大では運動会と呼んでいます。たまいれやつなひきをする運動会ではありません。運動部の会という意味です。
この運動会に所属している会が、俗に言う体育会系と呼ばれる会です。
良くも悪くも上下関係がしっかりしています。玉拾いや掃除、使いっぱしりなど雑用を押し付けられますが、その代わり面倒見はとてもいいんです。
礼節をわきまえていれば、ものすごく可愛がってくれますよ。お酒の席では、ぜひ場を盛り上げるようがんばってくださいね!
そうして鎌倉時代よろしくご恩と奉公の関係を築いていれば、しまいには就職の斡旋のようなことまでしてくれるのです。
たてのつながりが太いといいましたよね。会から卒業した東大生がたくさん社会の第一線で活躍しています。
そんなOB、OGたちとのパイプ。いわゆるコネクションというやつです。それをつたってトントン拍子に就職が内定してしまいます。
どうです、なかなかいいでしょう?
実際、これが目的で体育会系の部に入るひともいるくらいです。
でも、それだけが目的だと辛いだけになってしまうので、あまりおすすめしません。
それよりも、本当にそのスポーツが好き!やりたい!という気持ちがあるかどうか、ですね。
だって、練習や雑用に、大幅に時間をとられるんですよ。しかも断れません。デートだからその日は・・・なんて言おうものならどうなることか。
不条理な命令にも従わなければならないのです。しかし、その堅固な主従関係から、信頼関係へと発展していくのです。
そしてそこで知り合った先輩、同輩、後輩は一生付き合える人となるでしょう。濃密な人間関係づくりを楽しんでください。
そういうのがあまり好きではない人が、運動会には所属していないサークルというものに入るのです。
そういう人がほとんどなのではないかと予想していたのですが、意外に体育会系も2位と検討していましたね。
どこの会に入っても、楽しく趣味に打ち込めるといいですね
そしてあわよくば、生涯のパートナーとも出会えるかもしれません。
同じ趣味の人同士というのは、とてもくっつく確率が高いんですよ。
しかも大学の授業がおわってずっと一緒にいるのです。しかもお互いに楽しいことをしながら。
これは仲良くならないほうがおかしいですね!
大学生って楽しそうですね!そしてそれが東大だったらどんなに気持ちいいことか・・・
でも、もうすぐですよ。
もうすぐ、あなたも東大生の仲間入りです。
華の東大キャンパスライフを目指して、一目散に突撃してきましょう!





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