食べてよくなる3

「プルルル、プルルル・・・」
「はい、もしもし?」
たいへんながらくおまたせいたしました。
ぼくがいつも食べていた、頭の働きをよくする食べ物、それはバナナです!
オリンピックに出場したあの有名なプロスキープレーヤーも、試合の直前にはバナナを食べていたそうです。
バナナは消化吸収が良く、食べてすぐに栄養になって体に行き渡ります。
だいたい、触った感じが柔らかいですから、すぐにお腹の中で溶けそうだなぁっていうことはわかりますね。
なので本番前に食べておけば、時間的にちょうどいい具合なのでしょう。
ほかにもいろんなスポーツ選手がバナナを愛用しているそうです。
ぼくが小学校3年生のときの担任の先生は、給食のバナナをいつも机の中に大事にとっておいていました。
でも、食べるわけでもないのです。
ただ引き出しの奥のほうにおいているだけ。
そしてバナナ以外にも、タルタルソースやマーガリンの小袋、みそピーナッツ、そして元冷凍の生温かいみかんなどがぎっしりつまっていました。
バナナって、そのまま置いておくと黒くなりますよね。
最初のうちは斑点がちょっとずつできてきる程度。
それが徐々に繁殖(?)し、だんだんと黄色の面積が少なくなってきます。
しまいにはバナナ全体がまっくろけで、しかもあの独特の香りがあたりに漂ってきます。
たいていは、そうなったら生ゴミとして捨てられてしまいます。
あーもったいなかった、忘れてた、なんて。
しかし、そこで処分しないで、そのままずーっととっておいたら、いったいどうなると思いますか?
先生は、そんな世紀の大実験をやっていたのかもしれないと、いまになってみれば思いま・・・せんね(笑)
きっと、バナナがあることを忘れて、半年以上もほったらかしにしていたと思います。
たしか大そうじかなにかで、児童数人で先生の机を動かそうとしたときです。
引き出しから液体がしたたり落ちてくるではありませんか!
「なんだこれ?」
と思ったぼくたちは、へんな臭いのする液体をぞうきんでふきとり、おそるおそる引き出しを開けてみたのです。
すると・・・
なんとバナナがぺっちゃんこになっていて、しかも茶色の液体で水浸しになっているではありませんか!
これはまるでバナナが脱皮したかのようでした。
長時間が経過すると、バナナの中身って水になるんですね。びっくりです。
ということで、これくらいバナナは消化にいいんですよ!というお話でした(笑)
だからカゼをひいたときも、よくバナナを食べたりしますよね。
ぼくは東大生になって一人暮らしをしたのですが、病気になったときが一番大変でした。
だれも助けてくれません。
熱があって頭痛がして起きあがるだけでも苦しいのに、お水いっぱいすらくんできてくれる人がいないのです。
痛いのをがまんしながら、半ばはうようにして自動販売機でスポーツドリンクを買ってきた覚えがあります。
東大のキャンパスまで行ける元気があれば、そこの生協でバナナを買うことができます。
健康なときでも、もちろんバナナ買えますよ。
一本50円くらいだったと思います。
お昼ご飯の、そうざいパンのお供として買い求める東大生もちらほらいました。
現役東大生もけっこうバナナのお世話になっているのですね。
バナナにはブドウ糖が豊富に含まれています。
ご存知の通り、脳みそはブドウ糖しか栄養として利用することはできません。
消化吸収もよくて、ブドウ糖もいっぱい。
バナナって、脳にはもってこいの食材ですね!
サルはバナナが好きといいますが、バナナを好物として食べ続けることで、頭が良くなって人間に進化したのかもしれません。(注:大ウソです)
でもほんとうに、バナナを食べると頭がすっきりするような気がします。
ぼくはセンター試験の日も、それから東大の二次試験のときも、バナナをお弁当にもっていきました。
そうそう、お弁当は持っていったほうがいいですよ。
荷物が重くなるからその場で買おう、なんて思っていてはいけません。
売り切れになるかもしれないし、好きなものが残っていないかもしれないし、お昼時は混雑していてイライラしてしまいます。
それよりも、自分の好きな食べ物を事前に準備しておいて、忙しくしているほかの受験生を尻目に、優雅な昼食といこうではありませんか。
あまった時間はノートを読み返しましょう。
あなたがいままで使ってきた、大切なノートです。
それを見て、「自分はこれだけやってきたんだ。」と自信を深めてください。
見慣れてなじんでいるものは、そばに置いておくだけで緊張をほぐしてくれます。
リラックスして実力を全て出し切れれば、あとは思い残すことはありません。
掲示板での発表を楽しみに待っていましょう。
こんなふうにバナナは、お弁当にも、家で食べるのにも、さまざまなシーンで活用できるものですね。
牛乳ビンの上に乗せて、受話器代わりに使うことだってできちゃいます。
隣りの人がバナナを耳に当てて「もしもし」と言ったときは、
絶対に無視してはいけませんよ!
すぐに自分のバナナをとりあげて「もしもし」と言い返さなければいけません。
このすばやい状況判断が、入試の合否をわけると言っても過言ではありません(笑)
こんどバナナを食べるときは、童心に返ってぜひこの「もしもし」の練習をしてみてくださいね!





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