理科の選択科目は物理と地学がいい?

とりあえずこれを見てください。

2006年度入試(2006年1月に行われる試験)センター試験の実施要項です。

(一部を抜粋して掲載させて頂きました。)





ぼくが赤丸をつけたところに注目です。なんと書いてありましたか?


物理と地学は同じ時間帯に試験が行われるのです。


ということは・・・


物理と地学を両方とも選択することはできないということなのです!


ドラゴン桜では、東大の二次試験の理科で、物理と地学を選択するように言っているそうです。


東大ではセンター試験でも理科を二科目必要とします。


しかし、物理と地学はどちらかしか選べない。


ということは、センター試験のためだけに、もう一科目勉強しなければならないということです!


これは大変ですよ。化学か生物かどちらかを1からやらなければならないのですから。


しかも東大入試には「足きり」という制度があります。


センター試験である点数以上をとらないと二次試験を受けることすらできないのです。


化学か生物、センター試験のためだけとはいえ、かなりの完成度を必要とするのです。


非常に大きな時間のロスになるでしょう。


それだったら、二次試験でもセンター試験でも使える2科目を選んだほうがラクですね。


ぼく自身は物理と化学を選択しましたが、化学と生物という人も多いです。


いったん分かってしまえば物理は高得点を狙える科目なのですが、


数式が苦手ならば、無理して物理を選ばず生物にしておいたほうがいいでしょう。


生物は私立大学などの問題とちがって、細かい知識を問うよりも思考力を試す問題になります。


あとは文章にしてまとめることができれば、生物もかなりの高得点を狙えます。


そして、化学はかなりおすすめですよ。特に有機化学が。


でも、二次試験のことだけ言えば、本当は地学が一番おすすめなんです。


覚える量も少ないし、出題のパターンも限られているしで得点しやすいのです。


玉にキズと言えば、参考書の種類が少なくて勉強しづらいということ。


参考書が少ないならば予備校や塾へ行くのはどうだろう?と思ってちょっと調べてみました。


たとえば大手予備校代々木ゼミナールの地学の先生はどれくらいいるのかと言うと・・・


なんとたった一人!(高3生・高卒生対象の2005年度夏期講習会用小冊子で。)


しかし逆の見方をすれば、参考書がある程度決まってしまうから、選ぶのに苦労しないで済みます。


(このことは、メールマガジンを読んでくれた人からのお便りから気がつきました。)


あとはこれを黙々とこなすだけ。それで高得点をたたき出すことができるのです!


とすると、地学を選択するという手もありですね。


その場合、あとの一科目は化学もしくは生物。


ここから先は、もうあなたの興味関心の問題になってくるかもしれません。


たとえ難しいと言われている科目でも、自分が好きなら理解度は格段に上がりますからね。


それから、東大生になってからの話もしましょう。


ぼくは理科2類だったので、物理はあまり使いませんでした。せっかく入試で選択したのに(泣)


代わりに、生物を一から勉強し直して大変でした。


ただ、理科1類の人は物理を知らないとかなり厳しいと思います!


授業も物理関係のものが多いし、学生実験でも物理実験の割合が多いです。


理科1類をすすめているドラゴン桜では、こういう理由もあって物理を選択させているのでしょうか?


でもとりあえず合格することが当面の目標、あとのことはあとで考える、という人には関係ありません。


大学に入ったあとで勉強しても十分についていけますから。


実際、ぼくは東大大学院の試験は生物で受験して合格したんですよ。


いまはとにかく東大生になることが先決、そのためだけに集中した戦略で合格を勝ち取ってください!

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