英文読解

ぼくが使っていた参考書は、旺文社の英文標準問題精講というものでした。
A4サイズよりも小さくて、手ごろな厚さで扱いやすかったことを覚えています。
最初に「精講」という文字を見たとき、なんだろう?と思いました。
ワープロで「せいこう」と打ち込んで漢字に変換しようと思っても全然でてこないですし。
きっと一般的な言葉ではないのだろうと思います。
でも、意味は分かります。きっと、精魂込めて講義します!という感じなのでしょう。
これはどんな本なのか、楽しみです。
開くと、1ページの上半分くらいを使って、適度な長さの長文(中文?)が掲載されています。
そして一個所もしくは二個所に、下線が引いてあります。これを日本語に訳すというわけです。
下半分には、単語や熟語の解説や構文についての説明などがあります。
最後に、下線部分を含めた文章全体の模範訳がのっています。
これで1ページは終わり。一回1ページというスタイルです。
一応下線部分だけを訳すだけでももちろん勉強になりますが、せっかく丁寧な解説も模範訳もあるし、ぼくも全訳を自分で書いていました。
最初は腕試しということで、辞書も単語帳もページ下半分の解説もなにも見ずに、脚注さえも見ないで自力で全訳を試みます。
すると当然、知らない単語があってつまずきます。
それでもなんとか前後の関係から類推できないものかと悪あがきをします。
もし、それが*印のついている単語だったら、脚注を見て「そうかー」と思い、再び日本語訳にトライです。
一通り考え終わったら、次はページ下半分の解説を読みました。
重要な語句の紹介などもあって、それを見ればさっきわからなかったところが訳せるようになる、という場合もあります。
英文読解の勉強というのは、いっぺんに単語も構文も和訳も練習できて、いいことだらけですね!
ということで、わからないところがなくなったら、また日本語訳を書きました。
といっても、実際に書いてみるとおかしかったりするんですよね。
だからこそ、頭で考えるだけではなく、紙に書いてみることをおすすめします。
そして最後に、模範和訳と比べてみる作業がこれまた面白いんです。
「こうやって書くのかー!」と感心したり、「ぜんぜんちがってる!」と笑ったり。
たまに自分がノートに書いたのと参考書に書いてあるのとがほとんど一緒だったりすると、非常にうれしかったことを覚えています。
「自分は天才だ!」と思いましたね。
しかし、現実はE判定だったのですが・・・(笑)
いや、そんなことはいいのです。天才だと思えば天才なのです。東大生だと思えば東大生なのですよ!
関係ないですが、ぼくは幸せそうだとよく言われます。
どうも、周りのものが、ぼくには実際よりも良く見えているらしいのです。
たとえば東大の学生食堂はまずいと言っている人がたくさんいても、ぼくはおいしいと思っていました。
こんなふうに、他の人がどうかに関わらず、自分がおもったこと自分にとっての真実なのです。
あなたが東大に行きたいと思っているのは、あなたの正直な気持ちですよね。
そこから一歩踏み出して、すでに東大に合格したも同然と思ってみてはどうでしょうか。
本気でそう思えば思うほど、客観的にもそうなる確率が高くなります。
そう、「あなたは2006年の東大生です」!
(まだ受験生ではないあなたは、西暦の数字をかえてくださいね!)





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